当サイト「現金化くらべーる」にも、近年クレジットカード現金化による詐欺被害が多発しているとの情報が入ってきています。
実例を挙げて、その実態を見ていきましょう。
大阪市内の20代女性が詐欺に遭う
2024年6月の情報ですが、大阪市内に住む20代女性が、「クレジットカードの現金化により発生したお金を指定の口座に振り込むと報酬が得られる」といった副業のような話を持ち掛けられ、応じた結果合計2,050万円をだまし取られるという詐欺が発生しました。
「現金化で報酬をもらえる」は嘘
そもそも、第一に知っておいていただきたいのが、クレジットカードなどの支払手段を現金化することで、報酬を得られるというのは100%嘘です。
現金化の仕組みからしてもカード決済により発生した支払金額は、後から必ずカード会社より請求され、自身で支払いを行なわなければならないのです。
- 自身のカードで決済するよう促される
- 指定口座への振込を促される
このようなケースは明らかに詐欺ですので、例え知り合いから持ち掛けられた話だったとしても、絶対に応じてはいけません。
【注意】現金化業者は無関係
ここで注意したいのが、現金化業者は詐欺に加担しているわけではないという点です。
現金化業者はあくまでもお申し込みに従ってカード決済と買取を行なっているまでなので、詐欺に遭ったからと現金化業者を問い詰めても、現金化業者が責任を取ることはありません。
詐欺師は「ここの現金化業者と提携を結んでいる」とそれらしいことを言ってくるかもしれませんが、100%嘘ですので必ず事実確認を行ないましょう。
騙されたお金は返ってこない
残念ですが、一般的に詐欺師に回収されたお金を手元に戻すことは不可能とされています。
特に現金化を介して被害に遭った場合は、自身の同意によって現金化業者へ買取のお申し込みをした、ということになりますので、カード決済は同意のもとで行なわれたということになります。
つまりは被害者の注意不足により起こった詐欺といった括りとなり、お金が返ってくるケースは非常に稀でしょう。
自分の身は自分で守ろう
詐欺に遭わないためには、自分の身は必ず自分で守るようにしましょう。
一度詐欺に遭ってしまうと、お金は返ってこない可能性が高いからです。
必ず自分の意思で利用を検討する
第三者からの紹介ではなく、必ずどうしても必要だと感じたときにだけ、本来の利用目的を守って自分の意思で現金化利用を検討するようにしましょう。
自分の意思で始めた現金化でなければ、本来の「生活費など急を要する現金の調達のためにサービスを利用する」といった用途が守られず、知らず知らずのうちに危険な使い方をしてしまっている可能性があります。
信頼できる現金化業者を利用する
現金化業者は必ず自分で調べ、信頼できる業者のみを利用するようにしましょう。
第三者からの紹介でなくとも、そもそも現金化業者自体が怪しいといったケースもあります。
申込の変更やキャンセルを受け付けてくれない(条件による)、実際の還元率がホームページに記載のものと違う、などです。
少しでも「怪しい」と感じる業者を利用するのはやめておきましょう。
ぜひ、「現金化くらべーる」の「くらべる」や「店舗一覧」を参考にしてくださいね。
うまい話には乗らない
急に現金が必要になった、生活費が足りない…などといった緊急事態となると、どうしてもうまい話に目がくらみがちでしょう。
しかしうまい話に乗ってしまい、結果としてもっとお金を失うことになってしまっては元も子もありません。
怪しい手段を用いた話が安全なわけがありませんので、必ず利用する前に冷静になり、家族や友人など身近な人に相談することが大切でしょう。
まとめ
20代にして2,050万円もの現金をだまし取られるといった恐ろしい詐欺被害が発生しているのが事実です。
クレジットカード現金化というサービス自体は非常に便利で、緊急時に役立つ手段となり得ますが、必ず自己判断で、安全な利用ができるよう慎重に進めていきましょう。